「女性の幸せ」と聞いて具体的にどんなことをイメージするでしょうか?
女性の幸せとは?
幸せとは「心が満ち足りていること」を意味します。そして「幸せの基準」は、人それぞれ違うため、「世の中の人の基準に合わせた幸せ」が、あなた自身の幸せにつながるとは限りません。では、女性にとっての幸せとは何でしょうか?
結婚

「結婚したら幸せになれる」という考えを持つ人と、それにこだわらない人とでは、価値観も全く違うものになります。結婚をするという道を選んだ場合でも、どんな相手と結婚するかによって、人生が変わっていくということは事実です。結婚によって幸せになれる人もいれば、結婚によって、マイナスな人生になっていく人もいます。
「結婚」に幸せを感じる人
結婚に幸せを感じる人は、家族と暮らすことに幸せを感じたり、自分1人ではなく、誰かのために生きることに、喜びを感じます。また、結婚相手のステイタスによって自身の満足度を高めていく人もいます。その場合は、結婚する相手の肩書きや収入が、大きなポイントになるでしょう。
お金に余裕があり、好きなものややりたいことを手に入れることができ、周りからの賞賛によって、優越感を感じるタイプであれば、ハイスペックな男性と結婚することがその人にとっての幸せと言えるかもしれません。
しかし、本来は「誰かに幸せにしてもらおう」という考え方は、自分で幸せを選べない生き方であり、相手に依存して生きることになるということにもなります。
「結婚」にこだわらない人
あえて結婚という制度にこだわらず、自由に生きる選択もあります。経済的に自立していたり、趣味や仕事に生きがいを感じている場合、結婚にこだわらず、生きていく道を選ぶ人が多いでしょう。
結婚は1人ではなく、共同生活です。1人時間が好きな人や、自分のやりたいことが明確な人などは、結婚が幸せの全てとは思っていないことが多いかもしれません。結婚によって得られるメリットと、それによるデメリットを知っている場合、誰かと暮らすことよりも、自分の人生を優先して生きていくことも多いのです。
出産

「出産をして子どもを育てることが女性として大切なこと」そのような価値観が、世の中にあった時代もありましたが、今では変わってきています。女性にとっての幸せが、子どもを産み育てることと決めてしまうと、もし子どもに恵まれなかったり、予定通りにいかなかった場合に、自分は幸せではないという気持ちになってしまうからです。
出産して子育てをすることに幸せを感じる人
出産と子育てに幸せを感じる人は、子どもを産み、育てていくことに、喜びと幸せを感じていきます。子どもを産み育てることで、自分の親のありがたみも、実感していくことでしょう。
子どもの成長を見ていくことは、その一瞬一瞬が思い出となり、その節目を経験していくことで、母親自身も、大きく成長していくことができます。自分の時間がなくなったり、子育ての大変さや悩みなどが増えるということもありますが、子どものいる人生は、親にとっても大きな学びとなるのです。
出産と子育てにこだわらない人
女性のライフステージの中で、出産と子育ては、大きな分岐点になります。仕事が忙しい人や、やりたいことがある人など、出産を通して、キャリアが中断されてしまうことに、葛藤がある人が多いのも現実です。今はあえて、「子どものいない人生を選ぶ人」も増えており、一昔前の価値観は変化し、人々の生き方も多様化しています。
仕事

女性にとって、仕事の位置づけは人それぞれです。その人の価値観によって、仕事に求めるものが変わってくるため、仕事との距離をどう取るかで、女性の人生は大きく変わっていくのです。
仕事に幸せを感じる人
仕事に幸せを感じる人は、やりがいや生きがいによって、毎日を充実したものに変えていきます。お金よりも、その仕事じたいが好きであり、仕事を趣味にように楽しめる人も多いでしょう。仕事を続けていく上で、毎日の生活に生きがいをもてたり、経済的に余裕が出たりすることで、人生の選択肢が増え、幸せの度合いも変わっていきます。
仕事は仕事とわりきっている人
仕事に、やりがいや生きがいを求めるのではなく「あくまでもお金を得るため」と、割り切っている人もいます。その場合、仕事内容よりも、その条件を優先し、プライベートが充実する仕事や、家庭との両立ができる仕事を、選ぶことが多いでしょう。時間を優先して働くスタイルは、女性のライフステージの中で、一時的に経験する人も多い働き方です。
仕事への向き合い方や価値観は、その人の考え方によって違います。どのくらいの距離をとって仕事と向き合うかということは、女性の生き方そのものにも関わってくることでしょう。
「女性の幸せ」はその人次第
「女性の幸せ」は、その人の価値観や考え方によって、それぞれ違います。そのため、「これが正解でこれが不正解」というような明確な答えはありません。全ての基準は、あなた自身であり、あなたにとっての幸せが正解なのです。
「自分にとっての幸せは何か?」日頃から意識して考えていくと、小さな幸せにも気付きやすくなり、目の前の景色も変わっていくのです。
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