PROFILE

桜井香
さくらい かおり
Life Redesign代表
東京都出身

2017年に起業し、人生を変えたい、自分の資格や強みを活かして働きたい、さらにステージアップをしたいという方などを中心に、長期講座の講師や個別コンサルティング、継続コンサルティング等を通して、数多くの方々をサポートさせていただきました。時間とともに、起業当初とは違う景色が見えてくるようになり、私自身も2022年1月に、これまでとは方向性を変え、リブランディングをして新しく生まれ変わりました。2021年の秋からは、より学びを深めたいという思いから、大学3年に編入し「経営学」と「心理学」を中心に学んでいます。

MESSAGE

「自立した女性になりたい」〜働く母を見て育つ〜

桜井香です。


私は、
自由でありながらも厳格な父と、
人に尽くすために生まれたような
慈愛に満ちた母の元で育てられ
幼少期は本を読んだり絵を描いたりする事が大好きな子どもでした。

経済的にも精神的にも自立していた母を
小さい頃から見て育ってきたため、
「女性も社会に出て働く」
ということを意識して過ごしていました。

中学、高校、短大を経てからは、
組織に入ることを選ばず、
様々な職種を経験し、
自分なりの適職を探しながら、
一生続けられる仕事は何だろうと模索していました。

ずっとずっと思っていたのは、
「年齢に関係なく長く続けられる仕事がしたい」
「代わりの効かない仕事がしたい」ということでした。


でも実際には、
「いったいそれは何なのか?」
「その仕事をするには何が必要なのだろうか?」
という明確な答えが出ないまま数年が過ぎていく。

専門職に就こうか、
難関資格に挑戦しようかと悩む中で、
数多くのスクールを訪ね、
学費と期間を調べ、
働きながら多くの資格を取得していたのもこの頃です。

30代〜最愛の母との別れ〜

その後、30代で結婚。
派遣の仕事をしながら、
多くの資格を取得し
自分探しをしてながら数年間を過ごしていた頃。

そんなある日、
突然、最愛の母が体調を崩し入院。
余命3か月の末期がんでした。

昨日まで元気だった母の突然の入院。
そして残り少ない命。
何度も何度も、
「夢であって欲しい・・」と思いながら、
目の前の母がいなくなってしまうのだということが、
怖くてたまりませんでした。

その時私は、
妊娠9ヶ月でした。

母を失ってしまうのではないかという恐怖と、
これから生まれてくる新しい命に、
どうしたらよいのかわからず、
いてもたってもいられなかったことを
今でもはっきりと覚えています。

母が入院していた病院と、
私が入院していた病院は同じ場所、
担当してくださる先生も同じ方でした。


母が入院中に長男を出産。
産まれて間もない息子を見ている車椅子に乗った
母の痩せ細った背中を見て、
涙が止まりませんでした。


母が病院で書いていた日記には、
その日の喜びが書いてありました。


新しい命の誕生と、
だんだん弱っていく母を見ながら、
「命はいつ終わるかわからない」
「どんなに願っても、どんな人であっても、
命あるものには終わりがあるんだ・・」
ということを実感していく日々。


0歳の子どもを抱えながら、
毎日、母の病院に通い、
母の前では涙を見せずに、
残り少ない母との時間を過ごしていました。

なんとかして助けて欲しい、
なんとかして長生きして欲しい、
祈るような毎日に気持ちも体力も限界に近かったですが、
生きている母を見ながら、
人の命について考えることも多くなりました。

そして、子どもが8ヶ月の時、
最愛の母は他界しました。

いつかではなく「今」が現実をつくる


自分の中で諦めていたこと、
周りを気にしてできていなかったこと、
ずっと先送りしていたこと等、
結局のところ、
その生き方を選んでいたのは「自分」でした。


そこには、
「いつかできるだろう」
「今じゃなくてもいい」という思いがあったのだと思います。

それまでの私は、
やりたいことを先送りにして「今」を生きてなかった。
「今日の繰り返しが一生である」と知りながら、
今すぐ行動する事ができていなかった。


それは、
「時間はまだまだあるだろう」という気持ちと、
「今は忙しいから2年後に」という逃げだったのだと思います。


母の死をきっかけに、
今までの自分を反省し、
周りの目を気にせずに行動する自分に変わりました。

なぜならば、
時間には限りがあり、
誰にでも人生には終わりがくる。

人生の終わりが迫ってきた時、
自分はベットで何を思うのだろうか?

その時に
良い人生だったと思えるのだろうか?


そう思ったとき、
やりたいことや少しでも可能性があるものならば、
やらない理由なんてないんだ・・と強く思ったのです。

起業と覚悟 〜やりたいことを楽しむ人生を生きる〜

母より先に他界した父と、
そして母との別れを経験し、
1度しかない人生を悔いなく生きようと決め、
2017年 個人事業主として起業。

何か特別なものがあったわけでもない、
人脈があったわけでもない。
あったのは「やる」という覚悟でした。

気になっていた周りの目も、
実際に始めてみたら、
気にならなくなった。
それよりもっと大きな幸せを得ることができたから。

両親の死を経験した時、
もう迷うことはなかった。
「やりたいことは現実にしよう」と。

起業してからは、
この貯金が無くなったら辞めよう
という思いで、
毎日毎日行動をしていました。

周りからの反対も、
私には響かなかった。
とにかくやってみてから考えたいと思っていたから。

その後、
長期講座やコンサル等の仕事を経験していく中で、
多くの人が自分自身の可能性に蓋をしたまま、
満足できない毎日を送っていることを知りました。

変わりたいと思っていても、
毎日を変える方法がわからない。
違う生き方をしたいと思っていても、
それをどう活かしていったら良いのかわからない。

人は皆、
たくさんの選択肢があるのに。

たくさんの方の悩みに向き合い、
サポートしていく中で、
私自身もさらに学びを得たいと感じ、
2021年秋、40代で、
経営学と心理学を学ぶため大学3年に編入。

仕事と家庭との両立をしながら、
大学の課題と向き合い、
更なる目標に向かって日々を過ごしています。

自分の限界を超える 〜変化を恐れない〜

身近な人の死を経験すると、
それまでの人生を見つめ直すきっかけになる事があります。

それは私にとって、
最愛の母の死でした。

年齢を気にして行動できなかったり、
今ある環境を責めて動けなかったり、
できない理由は皆たくさんあると思います。

でも、
自分の人生は自分が主体的に決めるものであり、
気持ち次第でいくらでも変える事ができます。

人生に、
遅すぎるということなんてない。

これから先、
人生100年時代がやってくる中で、
年齢を重ねても、
健康で生きがいを持った人たちが増えていくことでしょう。

自分は何のために生まれてきたのか?
自分はどう生きたいのか?
本当はどんな人生を歩みたいのか?
そして、
いつか誰にでも訪れる「人生最後の日」に、
あなたは何を思っているでしょうか?

人生を生きる。
自分の人生のハンドルは、
自分で握っていくのです。

『あなたはどんな人生を生きたいですか?』

桜井香