50代、60代、そしてこの先も歳を重ね、70代、80代になってからも「女性の経済的自立」は必要不可欠なものと感じています。
どんな仕事に就くかによって、人生の充実度も変わってくると思うのですが、若いころと同じ職種でずっと働き続けるのではなく、ある時期にそれまでとは違う仕事に就く人が、これからどんどん増えていくのでしょう。
50歳からの定年戦略
今回の日経Xwomanの記事の南幸惠さんは73歳。
50歳から心理学やキャリア関連の資格をとり、73歳の現在も仕事を通して社会に貢献されています。
59歳で法政大学大学院キャリアデザイン学研究科に入学し61歳で終了。
67歳で公認心理士(国家資格)を取得。
学びによって自分の武器(商売道具)を得てきたといいます。
南さんが記事の中でもおっしゃっていますが、「国家資格を持った心理士と契約している方が取引先企業への信用につながる」というように、資格を通して信用となるものを得ることは、組織という肩書きに捉われない働き方をしていく場合に必要不可欠になるのだと感じています。
働き方が多様化していく中、時間をかけてでも自身のスキルを上げていくことは、これからの時代には大きな差になっていくのではないでしょうか?
年齢が気にならないといえば嘘になる
私自身も現在、大学院の入試を控える日々を過ごしていますが、その選択をする際に年齢が気にならなかったといえば嘘になります。学校見学に参加した時、周りが20代のメンバーばかりの中、1人だけ保護者みたいだな・・と感じたこともあります(汗)
でも、そんなことを言ってもはじまらない。自分にとって必要なことだと感じてからは、気になる大学院の説明会や体験授業にどんどん参加しながら志望校を絞っていきました。
小論文や面談が控える中、毎日落ち着かない日々を過ごしていますが、悔いのないようにやれることをやっていきたいと思います。それも全て、未来のために必要な時間だと思うから。


女性の経済的自立と社会貢献
これまでは定年後にゆっくりと余暇を過ごすという生き方がモデルになっていたかもしれないけれど、年齢を重ねてからもそれに縛られることなく、自分自身でお金を稼ぐ女性が増えていく社会が当たり前になって欲しいなと感じています。
それには人生の途中で、自身のスキルを磨くための中断や転機があるかもしれないけれど、長い目でみたらきっと、その時期は必要だったと感じる時が来ると思うから。
女性の経済的自立は、定年後も必要だと感じているし、この先は当たり前のように、60代、70代になっても仕事を通して社会に貢献していく人は増えていくはず。
だとしたら、自分はどんな仕事をしていきたいのか、どんな生き方働き方を通して社会に貢献していきたいのかを普段から意識して書きとめておくと、それがだんだんと具体的なビジョンになり、そして具体的な行動につながっていくのだと思います。

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