「集中力」の活かし方 |「中断」されると戻るまでに23分15秒かかります

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「中断」との付き合い方

日常には中断がつきものです。
例えば、電話やメール、ラインの通知、宅急便の来訪、子ども関連の中断など、私たちの日常には多くの中断が溢れています。

同じ作業でも、途中で中断が入った場合と、ずっと集中して取り組めた場合では、その効率は大きな差になってきます。時間を有効に使うためには、集中して取り組むことが大事ではありますが、私たちの日常では、なかなかそれが難しいのが現状です。

例え通知を「オフ」にしていたとしても、途中で気になってしまい、スマホをチェックしてしまったり、そのままネットのニュースをだらだらと見てしまったり、気づかないうちに多くの時間を無駄にしていることが、実際には多いためです。

中断から再び集中するまでには「23分15秒」かかる

では、1度中断してしまった場合、それから再び集中するまでには、どのくらいの時間がかかるのでしょうか?

カリフォルニア大学アーバイン校が発表した「The Cost of Interrupted Work: More Speed and Stress(PDF)」によると、一度中断されると、再び深く集中するまでに「23分」かかると言われています。

引用:カリフォルニア大学アーバイン校「The Cost of Interrupted Work: More Speed and Stress(PDF)」

ということは、1日の中で、何度も中断されてしまうとなると、1日の多くの時間を無駄にするだけでなく、効率的に物事を進めることができなくなってしまうということになるのです。

ちょっとした中断であれば、すぐに集中して作業に戻れると思ってしまいがちですが、実際にはなかなか元の集中力に戻ることはありません。そのため、中断が入りそうな場合は、前もって、何をするかを分けていくことで、より時間を有効に使うことができるのです。

中断されると進まない作業

一度中断されると、なかなか集中力が戻らない作業には、以下のようなものがあります。

  • 文章をまとめて書いていくこと
  • アイデアをまとめていくこと
  • じっくりと考える力を使いながら進めていくもの
  • スケジュールを作成すること
  • まとまった時間を必要とするもの

これらは、1人で集中して作業していく必要があるため、途中の中断によって、集中力が途切れてしまうと、なかなか先に進みません。これらの作業をする時には、それに取り掛かるタイミングや場所が大切になっていきます。あきらかに中断が予測されるような時は、あえてこれらに手をつけないということもポイントになります。

こんな方法で乗り切ろう

  • まとまった時間が取れるときにやる
  • 家族が寝静まった夜中にやる
  • ワークスペースなどを利用する
  • 自分が集中できる場所を探しその場所に行く

中断されても支障がないもの

その一方で、途中での中断が入っても、割ともとに戻りやすいものもあります。

  • ラインの返信
  • メールの返信
  • 簡単な確認作業
  • SNSのチェック(短いもの)
  • 単純作業など

これらは、それほど集中力を必要としないため、一度中断があったとしても、割ともとに戻りやすいものです。ちょっとした隙間時間を、私たちは気づかないうちに無題に過ごしているものです。普段何気なく見ているスマホの時間や、ちょっとした待ち時間、そして料理を作っている合間など、細かい時間を活かすことで、やることリストを進めていくことが可能になるのです。

こんな方法で乗り切ろう

  • 隙間時間を活用する
  • ちょっとした待ち時間を活用する
  • 中断が予想される時に進める
  • ラインやメールはまとめてチェックする
  • 普段スマホ(SNS)を見ている時間を活かす等

多くの「中断」は私たちの心にも影響を与える

日常の中にある多くの中断は、作業が予定通りに進まないだけでなく、私たちの心にも影響を与え、イライラしてしまったり、できなかったことに対して落ち込んでしまったりと、マイナスな影響があります。

特に、子育てをしている場合などは、思いがけないタイミングでの中断は日常茶飯事であり、母親自身が自分を責めてしまったり、思い通りに行かない毎日に心が折れてしまう人も多いのです。でも、自分でいくらがんばったとしても、突発的な中断によってうまく進まないことはよくあるのです。

完璧主義をなくす〜100パーセントじゃなくていい〜

自分でしっかり進めたい、やることリストを完璧にこなしたい。そう思えば思うほど、現実には「終わらないリスト」が溜まっていき、その現実を見て自分を責めてしまう人は多いと思います。でも、日常にある多くの中断は、私たちがコントロールできないことがほとんどです。

終わらないTODOリストを見ることは、達成感をなくし、自分に自信を無くしてしまう事にも繋がります。完璧じゃなくていい。その日にやろうと思っていたことの40パーセントでもいい。たくさんのやることリストを書いたとしても、その期日に余裕を持たせてあげることが大事になるのです。

完璧主義な人ほど、できなかった自分を責めてしまいがちですが、私自身も、実際にやりたいことを最初から少なめに設定し、それを達成することで、小さな達成感を得るようにしていました。

私たちの毎日には「中断」がつきものです。その中断をうまく付き合いながら、毎日を過ごしていきましょう!

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