「コンフォートゾーン」とは?
コンフォートゾーンとは、
「今の自分にとって心地良い場所や範囲」
のこと。
この「コンフォートゾーン」は
とても居心地が良いので、
あえてそこから出ずに、
毎日を過ごすことを多くの人は選びます。
しかしこの、
「コンフォートゾーン」から抜け出さなければ、
新しいことに挑戦することはできません。
新しいことや知らないことをはじめるには、
とても大きなエネルギーが必要です。
疲れていたり、
気持ちが安定していない時には
エネルギーは出ません。
そのために普通は、
慣れ親しんだ環境にいることを選び、
その中にいながらも
「このままじゃいけない気がする・・」
と思いながら毎日を過ごしてしまうのです。
居心地の良い環境では成功は起きにくい
・このままじゃいけない。
・何か新しい環境に移動したい。
・でもどうしたら良いかわからない。
その考えの多くは、
いるだけで心地よく、
「変わりたいけどこの心地よい環境も捨てたくはない」
という選択の中で生まれたものです。
居心地の良い場所は、
とても安心できて気分も良い。
でもその場所が、
こうなりたいという思いを現実にする上で、
邪魔になることがあります。
なぜならば、
居心地の良い場所では成功は起きにくいからです。
知っておきたい3つの段階
コンフォートゾーンを知る上で、
覚えておきたい3つの段階についてご紹介します。
①コンフォートゾーン
このコンフォートゾーンは、
とても居心地が良い状態なので、
今の自分のままで、
思い切った行動をすることなく過ごせる場所です。
自分にとって快適であり、
今までどおりのやり方で
進めて行けばこなせてしまうことも多く、
学びや成長が少ない場所です。
今を変えたい、
夢を叶えたいと思うならば、
まずはこの、
コンフォートゾーンを抜け出すことが
成長する上では必要になります。
②ラーニングゾーン
ここは、
快適なコンフォートゾーンから
一歩出たところにある範囲です。
ここに進むためには、
今までとは違う行動をしたり、
今まで以上に学んだり、
新しい人間関係を作っていかなればなりません。
今までとは異なる場所に
進むことになるため、
最初は不安を感じたり、
飛び込むことが怖いと感じることも多くなります。
今までのスキルが通じなくなるため、
このゾーンに入ることに
抵抗を感じてしまうほとが多いのも事実。
しかしこの場所こそ、
新しい学びや成長をする上で欠かせない場所なのです。
ラーニングゾーンに
身を置くということは、
自分の能力を伸ばす上で
必要不可欠な場所ですが、
その反面、
自分の能力以上のことを求められることがあるため、
快適なコンフォートゾーンに比べて
ストレスを感じやすい場所とも言えます。
③パニックゾーン
ラーニングゾーンのさらに外側は、
パニックゾーンという領域があります。
ここは、
自分の能力の限界を超えているため、
そのままでは学ぶメリットがない
という状態です。
今ある能力を超えすぎた場所に行くと、
この領域に入ってしまうため、
コンフォートゾーンから
ラーニングゾーンにズムーズに進むことが
ポイントになってきます。
今までの生活から変わりたいと思うならば、
コンフォートゾーンを抜け出し
ラーニングゾーンへ入ってみる。
そうすることで
自己成長していくということができるのです。
無理やりではなくワクワク感を大切にしよう
コンフォートゾーンから
ラーニングゾーンに移る際、
強制的に移るのではなく、
「そこにワクワク感があるか?」
ということがポイントです。
新しい環境に行く時には
2つのタイプに分かれます。
①ストレスを感じるよりもワクワク感がとても強い人
②新しい環境でストレスを感じる人
①の人は、
新しい環境に対応しやすく、
それ自体が活力になり、
成長スピードも早いという特徴があります。
一方で②の人は、
新しい環境に飛び込む際に
大きなストレスを抱えてしまったり、
そもそも新しい環境に飛び込むこと自体に
抵抗が大きいものです。
スモールステップで進もう
理想が大きければ
大きいほど夢は膨らみます。
しかし、
あまりにも大きすぎる目標を掲げることで
前に進めないのであれば、
スモールステップの原理を使って
少しずつ進んで行くことをお勧めします
最初は目の前にある
小さな目標から進めていく。
そして小さな達成感を
たくさん積み上げながら
ゴールまで進んでいけば良いのです。
現在夢を叶えている人もみんな、
決断して行動することで
今があるのです。