「やりたいことを家族に反対されています。どうしたら納得してもらえますか?」

 桜井香です。

今回のご質問は、よくある悩みである「家族に反対されたとき」について書いていきます。

目次

やりたいことを家族に反対されたとき(女性編)

私が起業したのは、子どもが小学生になってからでした。それまでは専業主婦をしていたり、派遣で働いていたり、PTAの役員をしていたり、家事や育児に追われて慌ただしく過ごしていました。

結婚して子どもが産まれるまでの数年間は、派遣で企業の総合受付の仕事をしながら、将来的に好きを仕事にしたいという思いで、様々な資格を探していました。

年齢に縛られない仕事はなんだろう・・
手に職をつけて仕事を続けたい・・
今からでも間に合うのかな・・

そんなふうに悩みながら、毎日を過ごしていたけれど、具体的に「これ!」というものが見つからず、通信教育など手軽なものから始めて、いろいろと勉強をしていました。

その時に支払う受講料は、自分自身で働いたお金で支払っていましたが、何をやってもしっくりこなかったので、貯金も減っていくし、このまま見つからないのかな・・と思うこともありました。

簿記検定、
マナー講師、
ウォーキングインストラクター、
心理カウンセラー、
子育てコーチング、
秘書検定、
医療事務、
着付、
お茶、
カラー、
FP、
料理教室、
パン講師etc

もう完全な資格ジプシーですが・・笑
そのころは必死でした。

きっと何かが欲しかったのだと思います。自分に自信がなかったのか、手に職が欲しかったのか、ずっと続けられる仕事や、自分が夢中になれる仕事がしたかったのだと思うのです。

家族との約束〜お金と期限〜

いつかいつか・・と先送りにしながら、過ごしていた毎日を変えようと決めたきっかけは、最愛の母の死でした。

ずっと先だと思っていた別れを経験した時、無駄に先送りしているほど人生は長くないとそう思ったのです。

その時から、人生を本気で考えるようになり「今やらなかったら一生後悔する」と思い、ある時、主人に話をしたのです。

もちろん反対はされるし、お金のこと、将来のこと、安定のことなど、とにかく色々と聞かれていくうちに(無理なのかも・・)と凹んだりもしました。

そこで私が決めた約束があります。

・家族に迷惑はかけない。
・子育てを最優先にする(当時子どもは小学生でした)
・家事はきちんとやる。
・お金は全て自分で払う。
・貯金がなくなったらきっぱり諦める。

そんなふうに真剣に話しました。

それでも反対されたし、応援してもらえていないことはわかったけれど、それでもまずはやってみないことには何も始まらないと思い、開業届を出し、1から作り上げていきました。

本気度を試されている

多くの人が反対されると思うのですが、その場合、そこでどう動くかで、その先の人生は大きく変わっていきます。

起業だけに限らず、何か新しいことをするときは、周りからの反対にあいやすいのですが、そこで怯んでいては、そこでこれから先に起こるであろうたくさんの選択肢やハードルを乗り越えていけないかもしれません。

つまり、
「最初のお試し」

私は、家族に反対されてまで、自分のやりたいことをするべきだと勧めているわけではありません。でも今思うのは、あの時の決断と行動がなければ、今の私はなかったということです。

やりたいことを家族に反対されたとき(男性編)

次に男性編です。

男性の場合は、女性と違って、もし家庭を持っている場合は、奥さんの価値観によってその方向性は大きく変わるでしょう。

家庭を持っている場合は、ほとんどの人が反対されるか、止められることが多いようです。

その理由としては、

・収入の不安


特にあなたが収入の大半を占めている場合は、その先の収入が読めないため、そのことが一番の原因になります。

・企業に勤めているという安定と安心感


今の時代は、どのような会社に属していてもその先の未来はわかりません。しかし、会社に属しているという安心感や、安定度は大きく、そのことを失うことへの不安から反対をされることも多いです。

「独立/起業」を反対されたとき

ではもし、実際に独立を反対された場合、どのような行動をとるでしょうか?これは、奥さまの価値観によってその答えは全く違うものになりますが、例としてあげていきます。


すぐに辞めずに副業からはじめてみる

いきなり安定を手放すことに不安を感じる人は多く、そして、最初から軌道に乗るかどうかは、実際にやってみなければわかりません。

そのため、安定した収入のある時期から少しずつスタートしていき、徐々にやりたいことへと、時間とエネルギーをかけていくことがお勧めです。

もちろんこの時期は、両立する上での時間の制限や、体力的な問題などが出てくると思いますが、
実際にやってみることで、会社に属していることのありがたさに気付くこともあります。

まずは両立することからはじめていき、収入を得ることで、不安材料を減らしていきましょう。

期限を決める

独立を反対されたとき、一定の期限を決めることもお勧めです。実際にどれだけの収入を得ることができるのか、どのくらいで軌道に乗るのか、
家族にとっては、先が見えないことが不安の1つとなります。

いつまでにどのくらいの収入を得るのか。それに対しての期限を決めることで、その期限が来た時、最初に設定した目標に達しているか。また、
万が一達成しなかった場合のことなど、いくつか提示することで、家族の安心材料になるでしょう。

ライフステージに合わせた説明をしてみる

お子さんがいた場合などは、ライフステージに合わせてお金がかかってきます。そのため、その時期にいくらが必要で、その時期には事業をどのくらい拡大してるか等、仕事とライフステージに合わせた説明を実際に詳しく伝えてみることもお勧めです。

自分が本当の答えを知っている

どのような選択をしようとも、本当の答えは自分自身が知っています。もちろん何もかも自分の好きなことだけを選択するわけにはいきませんが、
置かれた状況の中で、最善な選択を選び、そのことに後悔しない人生を過ごしていきましょう。

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この記事を書いた人

桜井香(KAORI SAKURAI)
Life Redesign代表/ライフキャリアコーチ/日経Xwomanアンバサダー/Voicy「日経Xwomanで自分磨き」金曜パーソナリティ/2023年「日経Xwomanアンバサダー「Voicy賞」受賞

2017年起業。人生を変えたい、自分の資格や強みを活かして働きたい、さらにステージアップをしたいという女性を中心に、長期講座の講師やコンサルティング業を通して約700名をサポート。プライベートでは夫と14歳の長男との3人家族。2021年秋から20年数年ぶりに社会人大学生となり、2023年9月に目標とおり2年間で卒業。
現在は、より充実した人生を送りたい、自分らしく生きていきたい、働き方を変えたいなど様々な女性の悩みに向き合う活動と両立しながら、大学院進学を目指して勉強を進めている。

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