一粒万倍日
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは、「新しいことを始めると良い日」といわれています。その理由は「一粒の籾(もみ)が万倍にも成長し、立派な稲穂に実る」という意味があり、その日に始めたことが何倍にもなって返ってくると言われているため、縁起のいい日として知られています。
一粒万倍日にやるといいこと
・新規事業の立ち上げ
・開店、開業
・銀行口座の開設
・習い事をはじめる
・新しいものを買う
・お財布を新調する
・投資、出資
・宝くじの購入
・婚約、結婚など
一粒万倍日に避けた方がよいこと
・借金
・人から物を借りる
・喧嘩などのトラブルなど
天赦日
日本の暦の中で「最上の大吉日」である「天赦日」は、すべての神が天にのぼり天が万物の罪を赦す日とされています。一粒万倍日と同じく新しい物事を始めるのにいい日であり、一粒万倍日と重なることで最強開運日になります。年に5~6回しかない貴重な日で、この日は何事もうまくいく日とされています。
天赦日にやるといいこと
・新規事業の立ち上げ
・開店、開業
・お財布を新調する
・宝くじを購入
・マイホームや車の購入
・契約
・神社で参拝
・プロポーズ、入籍、結納、結婚式
・銀行口座の開設
天赦日に避けた方がよいこと
・退職、閉店
・借金
・喧嘩、トラブルなど
幸運日が2つ以上重なるとパワーが増すとされていますが、その中でも、特に強い開運パワーが期待できるのが「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる最強幸運日です。
母倉日
母が子を愛し育てるように、天が人を慈しむ日という意味の母倉日。何をするにも縁起のいい日で、特に、結婚式や入籍など、結婚に関することをするには最適な日です。母倉日にはもともと「母が子を育てるのと同じように、天が人を慈しむ日」という意味があります。母倉日は月に10回以上になることもあるため、他の吉日と組み合わせやすい日です。
母倉日にやるといいこと
・恋愛、プロポーズ
・婚姻
・入籍
・家の新築、購入
・リフォーム
・引越し
天恩日
すべての人が天の恩恵を受け幸福が訪れるといわれている「天恩日」はお祝い事や慶事と相性が良いとされています。中国で生まれた「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」と「十干十二支(じっかんじゅうにし)」の2つの思想をもとに定められ、5日間連続で訪れるのが特徴です。そのため、旅行などを含め、数日にわたるイベントにも最適です。
天恩日にやるといいこと
・婚約、入籍、
・旅行
・引越し
・お財布の新調
・開業
・銀行口座の開設
・人にものを贈る
天恩日に避けた方がよいこと
・けがや病気に関すること
寅の日
「寅」とは、干支の寅(とら)のことで、寅の体毛が金色であることから「金運アップ」が期待できる日とされています。また、「虎は千里往って千里還る」ということわざがあるように、虎は1日のうちに千里もの距離を行き、また帰ってくるといわれ、出て行ったものが無事に戻ってくるという意味が込められています。寅の日には、商売繁盛や財福の神様である「毘沙門天」が祀られている神仏に行くのもおすすめです。
「寅の日」にやると良いこと
・旅行
・お財布の新調
・宝くじの購入
・神社へ行く(毘沙門天)
「寅の日」に避けた方がいいこと
・冠婚葬祭
・結婚
・葬儀
「巳の日」
「巳」とは、干支の巳(へび)のことです。昔からへびは神様の使いとされ、特に白蛇は七福神の一柱、弁財天の使いとされてきました。七福神唯一の女神である弁財天は幸福と財産の神様として信仰され、そこから巳の日は金運・財運が上がる日とされています。この日に弁財天の使いの白蛇にお願いごとをすると届けてくれるとも言われています。弁財天を祀っている代表的な日本三大弁天(江島神社、宝厳寺、厳島神社)も、この日に縁日を行うそうです。
巳の日にやるといいこと
・銭洗弁天でお金を洗う
巳の日に避けるといいこと
・プロポーズや入籍など
己巳の日(つちのとみのひ)
「巳の日」に、十干の「己(つちのと)」が重なる日は「己巳の日(つちのとみのひ)」と呼ばれ、60日に一回訪れるこの日は、巳の日よりもさらに金運がアップする人言われています。年に5回〜6回しかないこの日には、お財布の買い替えや使い始めにもぴったりな日です。
己巳の日にやるといいこと
・お財布を買う。使いはじめる
・銀行口座を開設する
・宝くじを購入する
・神社(弁財天様)へ参拝する
鬼宿日(きしゅくにち)
婚姻以外であれば、何事をするにもよい日とされています。特に長寿を祝う日には最適な日です。婚姻に関しては、嫁入りが家(宿)に入ることで、鬼と遭遇してしまうことから避けた方がいいとされています。
辰の日
「辰の日」は、龍神さまと縁がある日。金運が上昇するといわれている日なので、仕事運を高めたい人、起業をしたい人、商売を繁盛させたい人、夢を叶えたい人など、龍神様を祀る神社に参拝することもおすすめです。
辰の日にやるといいこと
・お金にまつわること
・貯金
・投資
・銀行口座の開設
・龍神様を祀る神社へ参拝
「大安日(たいあんにち)」
すべてにおいて吉とされる「大安日」は「大いに安し(すべてにおいて穏やかで不安がない)」という意味で、何事もうまくいくとされています。他の幸運日と合わさるとさらに効果がアップします。結婚式や新しいことを始めるにもぴったりの日です。
「不成就日」
不成就日とは、何事も成就しない日とされているため、新しい物事を始めたり、大きな行動を起こすのは避けた方がよいとされている日のこと。不成就日は、大きなイベントなどは行わず、ゆったりと過ごすのがよいと言われています。開運日、不成就日が重なった場合には、行動を起こす日を、不成就日が重ならない吉日(開運日)とするのがおすすめです。
不成就日に避けるといいこと
・結婚
・契約
・新しいことをはじめること
・開店、開業
・子どもの命名など
幸運日を味方につけて、運気の流れをつかみ、叶えたいことややりたいこと、手放したいことを決め、人生に役立てていきましょう!