ビジュアライズとは(visualize)思い描く、想像する、心の中で見るなどの意味があります。
ここでは、実際に、ビジュアライズを使っていく方法を書いていきます。
ビジュアライズとは?
「ビジュアライズ」とは、これから叶えたいと思っていることを具体的にイメージし、心の中にビジョンを描いていく方法です。
人は未来のイメージを具体的にありありとイメージすることによって、実際にその目標を叶えるための行動をするようになっていきます。その時のポイントは、「すでにその目標が達成した時のことをリアルに描くこと」です。
コーチングの際に、実際にクライアント様に、そのイメージをありありと描いていただき、コーチ自身も一緒に同じイメージを共有させていただきながら進めていきます。
人は想像できない夢は見ないと言われているように、こんなふうになりたいという未来が想像できるということは、実際にそれは叶う可能性があるのです。

ディソシエート
映画やテレビを観るような感覚で、自分を外側から客観的に観るような場合を言います。例えば、今パソコンを打っている自分の姿を客観的に見ているような状態です。この場合、視点は自分の外側にあります。
アソシエート
アソシエートの場合は、視点が自分の内側にあり、実際に自分自身がその場面を見ているような状態を指します。上記の例で言うと、パソコンを打っている自分、つまり、画面を見ながら打っているという状態のことです。
理想を描くことが最初の一歩
「理想」を現実に変えていくためには、具体的にその「理想」を描くことが最初の一歩です。ゴールを設定しなければたどりつかないのと同じで、目標をしっかりと設定することから、はじめはスタートしていきます。

ビジュアライズのコツ
感情を味わう
ビジュアライズをする際には、その時の様子を具体的にイメージしながら、実際にその「感情」を味わうことがポイントとなります。
脳は、それが理想なのか、現実なのかの区別はつきません。そのため、理想を具体的にイメージする際には、その時に「どんな感情を感じているのか?」を意識してみてください。
視覚
そこには何が見えますか?
どんな場所にいますか?
周りにはどんな人がいますか?
聴覚
周りの人は何と言っていますか?
どんな音が聞こえますか?
嗅覚・触覚
どんな匂いがしますか?
どんな感じがしますか?
例えば、ビジネスで成功していることをイメージしていたとしたら、こんな質問を問いかけてみましょう。
その部屋はどんな部屋ですか?
どんな人と働いていますか?
オフィスの雰囲気はどんな感じですか?
あなたはそこでどんな仕事をしていますか?
具体的に書き出していくと叶う理由
夢や目標を現実にしたい時には、具体的にそれをイメージしたり、実際に書き出してみることがポイントになります。実際に、期日を決めて、夢や目標を書き出し、それを行動計画に落としこみながら、コーチングは進めていきます。
やりたいことや目標が、まだぼやっとしていたり、はっきりと見つかっていない場合は、それを見つけていくところからスタートします。その時の夢や目標は、今の自分の可能性の範囲内のものでも構いませんが、それを超えるくらいの大きな目標や、自分の枠を超えた夢でも良いのです。
その目標を設定したら、あとは現状とのギャップを埋めていく行動を、細分化して進めていきます。もちろんそれには、時間がかかることもありますが、ギャップを埋める行動を実際に行っていていくことで、現実に変わっていくのです。

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