あなたにとって働くとは何でしょうか?
生活のためでしょうか?
やりがいのためでしょうか?
仕方なくやるものでしょうか?
人生の中で多くの時間使う「仕事」について
この機会に少し
考えてみようと思います。
あなたはなぜ働くのか?
なぜ働くのか?
なぜ仕事をしているのか?
改めてそのことを考えてみると、
人によってその捉え方は様々ですが、
実際にはこのような答えが多いのが現実です。
「そんなの生活のために決まっているじゃないか」
「働かなくて良いのなら働きたくなんかないよ」
「お金が欲しいから働いているんだ」等
本当は働きたくない、
でも食べていくため、
生活をしていくためには
仕方なく働くしかない。
そう思っている人は多く、
「できるなら楽に稼ぎたい」
「簡単に大金を手にしたい」
「宝くじが当たったら仕事はしないで遊んで暮らす」
というような思いを持つ人が
世の中には多いのではないかとも思います。
なぜ働くことが嫌になってしまったのか?
ではもし、
宝くじで大金が当たったとして、
生涯年収を超える額を手にしたとしたら、
あなたは幸せになれるでしょうか?
そのお金でしばらく遊んで暮らし、
欲しいものを買い、
しばらくは楽しい日々を過ごすかもしれません。
しかしその先に、
目標も、
やりたいことも、
乗り越えるものもない場合、
きっと人として成長することもなく、
生きがいもなくなってしまうかもしれません。
仕事に夢中になる人はカッコ悪い、
一生懸命という言葉はダサい等、
できるだけ楽に
簡単に稼げること、
そして頑張らないことが美徳だとされている今、
SNSをはじめとする様々な場所にある、
耳障りの良いキャッチコピーにひかれ、
簡単に稼ごうとする人が後を断ちません。
実際にセッションの際に相談される内容の中にも、
「今の仕事がイヤだから辞めて起業をしたい」
「会社に縛られず自由な時間で働きたい」
「好きなことだけをして働きたい」
という相談をされる方もいらっしゃいます。
自由であり、
好きなことをしていくいうことの裏に、
地道な努力や、
コツコツとした作業の積み重ねがあるということを、
しっかりと理解した上でその道を目指すのであれば、
その人は途中で何かの困難があったとしても、
都度乗り越えていくことができるでしょう。
しかし、
「趣味だけをしていきたいから」
「旅行に行きたいから」
と言った気持ちでそれを目指すのであれば、
「働く」ということの根本的な意味を見失っていると思うのです。
仕事とは何か?
仕事をすること、
働くということは、
本当に生活費のためだけに存在するのでしょうか?
もちろん、
お金がある程度なければ、
最低限の生活はできません。
しかし、
それだけではないはずです。
「人間は自らの心を高めるために働く」
稲盛和夫: 「働き方」
私はそう考えています。
働くことは生活の糧を得る手段であると同時に、
心を磨き、人間性を高めるための手段でもあるのです。
どんな仕事であれ、
必ず意味があります。
多くの人は、
特に好きではない仕事から
始めることが多いかもしれません。
でも実は、
「仕方なくやらされている」という気持ちがなくならない限り、
イヤイヤ働くことになってしまうのです。
あなたにとって夢中になれる仕事は何ですか?
生活のために働く、
お金のために仕方なく働く等、
仕事への向き合い方は人それぞれです。
しかし、
実際には、
自分の好きなことでお金を稼ぎ、
世の中に貢献している人もいます。
その人たちは、
決して楽をしているわけではなく、
寝食忘れて取り組んだり、
人の何倍も何十倍ものエネルギーをかけ、
それに向き合い、
来る日も来る日もそのことに夢中になった結果、
それが現実となっているのです。

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