リスキリング〜学ぶことで拡がる新しい世界〜

今、リスキリングが話題になっています。


岸田総理が所信表明した「リスキリング支援」
個人の学び直しに「5年間で1兆円を投じる」と表明したことで話題となっているように、今注目を集めている「リスキリング」とはいったいどんな意味なのでしょうか?

目次

「リスキリング」とは?

「リスキリング」とは経済産業省では「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために必要なスキルを獲得する/させること」と定義されています。

現在話題になっている本「自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング」によると、直訳では「新しいスキルを再習得させる」という意味で、「学び直し」と言われているものとはすこし意味が違うということ。

学び直し」とは、本人が主体的に、自分自身のキャリアアップや、キャリアチェンジのために、学び直すものであり、「リスキリング」は、会社が従業員を対象に行なっているという点で違いがあります。

そしてこれは主語が「組織」であり、組織が従業員をリスキリングするという意味で書かれているそうです。つまり、DX デジタルトランスフォーメーションを実行するために必要なデジタル人材を育成していくのが、リスキリングであり、実際には、DXとリスキリング は表裏一体であると言われています。

(著:後藤宗明さん)



実際に学びとは、学んだらそれで終わりではなく、そこで得たスキルを、仕事を通じて価値提供していくからこそ意味があるとも言えます。


ここ数年で、学び直しが注目されるようになったのは、これから先の職業が、A Iに代替されたり、産業が衰退してしまったりすることを考え、人生後半の生き方を考え直す人が増えたからなのでしょう。

――――

■何歳からでもチャレンジ

ーーーー


今までのように、18歳で大学へ、22歳で就職へ、というような3ステージ型の生き方が変わってきている中で、大人になってから、大学や大学院で学び直しをするという生き方がどんどん増えていくように感じています。


人生100年時代といっても、実際に自分が何歳まで生きられるかはわかりませんが、わからないからといって、目の前のことだけをこなしているだけでは、長期的な計画は立てることができません。


――――

■長期的な人生計画を立てる

――――


人生の計画は、立てたことが全て思い通りにいくとは限りませんが、目先の数年だけでなく、自分が50代、60代、70代になったときに、どんな生き方をしていきたいのか、そのときにはどんな働き方をしていたいのか、そして人生が終わるまでに、いったい何をしたいのかということを定期的に考え、書き留めておく必要があると思います。


その際のポイントは、自分ができそうな枠の中だけで考えるのではなく、気になる人や、こんなふうに生きてみたい、と思えるような、憧れの生き方をしている人を目標にすることがお勧めです。



人はどうしても、今の自分ができそうなことだけを、つい計画してしまうものですが、長期的な計画を立てる際には、予想外の視点から得た目標も、そこに書き込むことで行動計画に落とし込むことが可能になります。


周りからの反対などがあったとしても、実際にやってみると、思ったよりも大丈夫だったということはとても多く、気になることには思い切って飛び込んでみることで、1つ1つの目標が達成できるように変わっていきます。


私自身も、これから先も引き続き、大人の学び直しを続けながら、仕事を通して社会に貢献できるような生き方をしていきたいと思っています。


悔いのない人生を。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

桜井香(KAORI SAKURAI)
Life Redesign代表/ライフキャリアコーチ/日経Xwomanアンバサダー/Voicy「日経Xwomanで自分磨き」金曜パーソナリティ

2017年起業。人生を変えたい、自分の資格や強みを活かして働きたい、さらにステージアップをしたいという女性を中心に、長期講座の講師やコンサルティング業を通して約520名をサポート。プライベートでは夫と14歳の長男との3人家族。2022年からは大人の学び直しとして20年以上ぶりに社会人大学生となり、大学院進学を目指して勉強中。現在は、より充実した人生を送りたい、自分らしく生きていきたい、働き方を変えたいなど、様々な女性の悩みに向き合うライフキャリアコーチとしての活動をメインに、「いつからでも人生は変えられる」をコンセプトとした活動を続けている。

「桜井香/音声Program(無料プレゼント)」

音声レッスン73分&ワーク24ページ

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次