家事と言って思い浮かぶのは、大きく分けて、掃除、洗濯、料理、などになるでしょう。しかしそれを実際に細かくリストアップしていくと、ものすごくたくさんのリストが出来上がることに気づきます。
例えば、「料理」と一言で片付けてしまえば簡単ですが、食事は基本的な1日3回だけでなく、おやつや夜食までも含めることになります。となると、人によっては5回。家族が多く、食欲旺盛な子どもや乳幼児を育てている場合は、時間も不規則に食事を用意しなくてはならないのが現実なのです。
数え上げればキリがないのですが、今回は「料理」に関してのリストを細かく分けてみることにしました。

見えない家事リスト「料理編」
- 献立を決める
- 材料の買い出しをする
- 買ってきたものを冷蔵庫や棚にしまう
- 調味料の補充
- 冷蔵庫の食材をチェックする
- ご飯を炊く
- 冷凍する
- 炊飯器を綺麗にする
- 食事を作る
- テーブルを片付ける
- お皿に盛る
- 食器を片付ける
- ゴミを捨てる
- 新しいゴミ袋をセットする
- ガスコンロを拭く
- テーブルを拭く
- 水回りを綺麗にする
- お茶を作る
- 氷を作る
- 弁当のメニューを考える
- 買い物リストを作る
- ネットスーパーを注文する
- 賞味期限の確認をする
- タオルを取り替える
- 洗剤の詰め替えをする
ざっと、ご飯の容易に関するものだけでもこれだけありました。今思い出しながら書いているので、実際にはもっと細かいものもあるかもしれません。
「食事」は作るだけでは終わらない
「食事」は作るだけでは終わりません。定期的に食材をチェックしていなければ、冷蔵庫も棚も空っぽになりますし、賞味期限も切れてしまう。つまり、常に定期的なチェックが必要で、賞味期限だけでなく、献立と組み合わせながら、食材や調味料を買い足していくということも必要になってくるわけです。
そして、料理は食材があるだけでは終わりません。それを実際に調理することで、食卓に並べることができる。その工程は、料理によって違いますが、凝った料理でなかったとしても、洗ったり、切ったり、煮たり、焼いたり、揚げたりと、様々な調理法を経て、食卓に並ぶのです。
食事は食べたら終わりではありません。その後片付けもしなければ散らかったままなので、私たちはそれを食器洗い洗浄機に入れるだけでなく、入りきらなかった大きな鍋などを洗い、ガスコンロやレンジ周り、水回りなどを綺麗に掃除するという作業もついているのです。

家族が多ければ、その家族に合わせた献立や、食材、食事の時間も変わってきます。その都度、時間によって食事を用意したり、お弁当を作ったりすることで、料理という分野だけでも多くの工程が必要になるということがわかります。
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